日本のみならず、エネルギーの安定供給と地球環境問題対策として、新エネルギーの導入促進に対
する期待は大きくなってきています。
世界的に伸び続けている風力発電事業において、鈴木製作所では風車のタワーフランジボルトを中
心に、非常に重要なパーツを納入いたしました。
また、山梨県甲府市の米倉山造成地に、全国トップクラスの同県の日照時間を活かして、内陸部で
は最大規模となるメガソーラー(大規模太陽光)発電所をお得意様に協力して設置しました。
この計画は、同県の地球温暖化対策の促進のため、また、米倉山造成地の本格活用までの活用策と
して進められました。
この米倉山太陽光発電所は、県内の二酸化炭素の排出量の削減に貢献するとともに、再生可能エネ
ルギーの普及促進が図られるなど、低炭素社会の実現に向けた先導的な役割を果たすことが期待さ
れています。出荷に至るまで常に最短のリードタイムで納入できる体制を目指しています。
未来の子供達のためにきれいな地球を残し
てあげたい、住みよい環境を伝えたいー 。
21世紀のいま、科学技術の発達は目覚しく
便利で豊かな時代になりました。
しかしその反面、便利さを求め続け化学の
進歩とともに暮らす中で、化石燃料資源の
利用拡大が続き、 多くの環境汚染 ・ 環境
破壊が進み、同時に健康阻害も正比例する
ように増え続けてきました。
そうした状況の中でさらに地球の温暖化は
進み、異常気象と思える現象が多くなって
きています。
環境・我々の生活環境・人々の健康が日々
損なわれているのです。
今後も日本経済はとても厳しい状況が予想されます。かつてあれだけの被害を受けた小さな島国が、
戦後驚異的な復興を遂げ、一時は世界第二位の経済大国と呼ばれるまでになりましたが、現在は新
興国にも追い上げられ、厳しい国際競争にさらされています。
こうした現状では、産業や生産拠点を海外にシフトしていくこともコストの面からしたらしかたの
ない事なのかも知れません。
しかし、こうした現在の状況が続けば、ますます経済基盤と技術力を支えていた中小企業の廃業が
進み、日本の経済は衰退していってしまいます。産業と経済の発展なくして、日本の将来はあり得
ません。また、日本の技術や、勤勉な国民姿勢はまだまだ他国に負けない力があると信じています。
これからは日本の誇る中小企業が大手企業と連携して手足となり、また共に手を携えて品質や納期
の追求に努め、海外に負けない商品及び製品を作り出していくことがますます重要と考えています。
今後も当社の特色を存分に生かして、企業と経済の発展に尽くすべく、努力を重ねてまいります。
また、東北の震災や、近年の異常気象による数々の災害復興には、まだまだたくさんの時間がかか
ると思います。
今後も積極的に復興関連の仕事に取り組み、一日も早く安定して暮らせる日常を取り戻せることを
心からお祈りしています。そのためにも、出来る事は最大限の力を発揮したいと思っております。